夜、秋葉原

土曜日の話。
メイドカフェ→コスプレ居酒屋という先週と同じ流れ。
やっぱり三次元の女の子は苦手だ。なにを話したらいいのかよくわからない。全般的な怯えがあるから、脈絡なく攻撃的になったり、何を言いたいのか判然としなくなる。一緒にいた人たちが上手に女の子と話していて、僕は帰ってmaple colorsがやりたくなった。こうじゃなくて、空がいいと思っていた。

コスプレ居酒屋で泥酔する。CCさくらのコスプレを見て、mercyどっぐの本を思い出した。すごくドキドキする。とんでもなく卑猥な服装だと思う。君はmercyどっぐの本を知ってる? どんなものか詳しく教えてあげることを想像しながら、泥酔していた。


日曜日の話。
maple colorsをやった。
とても幸せだった。すごく自然で完璧な休日。


月曜日の話。
maple colors Hをやってる。
美しいゲーム。完璧な世界。閉じていて輝きに満たされている。この輝きの中にいる人を、世間ではオタクと呼ぶ。その背徳感がこの輝きを強烈な甘美に高めている。僕は、この輝きを求める。さしあたり、ほかにはいらない。
「五人の女の子が家に押しかけて、一人の男の取り合いをする。」
これ以上の真実は、もはやこの世界にはない。昔はあったかもしれないけど、発病したまま忘れた。