空港

死ぬほど飛行機に乗っている。
酩酊する隙間もなくずーっと飛んでいる。
こことあそこって感覚がない。
時間が経てば何処かにいる。
時間軸はかわらないけど空間が入れ替わる。

どこか、だれもぼくを知らなくて、ひっそりした暖かくてひんやりしたところに行きたい。
そしてひとりでしずかにくらしたい。